父のコロナ発症・発熱による転倒・救急搬送からの~深夜の呼び出し
ほめ達カウンセラー・デラコでございます。2022年1月18日の午前中に母発熱が、同日の夜父が発熱と転倒により救急搬送されました。
今回のブログは父の発症、受診拒否を経て救急搬送からの~まさかの深夜に呼び出し、入院時の手続きについて、購入したものについてまとめます。
父の発熱・転倒・救急搬送
1月18日午前中に搬送されたコロナ受け入れ病院から電話で、母は熱もそれほど高くはなく現在落ち着いていると説明を受けホッとした午後、「残念ながら忠栄さんも発熱されて38度9分ぐらいになりました。」と特養のケアマネージャーさんから連絡が入る。
「とういうことは父も入院でしょうか?」と聞いたら、「検査で陽性が出たのでそうなるのですが、俺は行かないとおっしゃるんです。」とのこと。
昔から病院が大っ嫌いで白衣をみると血圧が上がる父。「もしかしたら娘さんに説得していただかなければならないかもしれません。」と言われる。何かご協力できることがあればおっしゃってくださいと一旦電話を切った。
その後、「お父様が高熱でふらつかれたためか転倒されて頭を打ちました。」と電話が来る。「それはもう救急搬送しかないですよね。もしも必要なら行きますが」と言うと、数分待たされた後で「ご自分で行くとおっしゃったので至急手配します。」と言ってくれた。父が折れるとは・・・相当痛いか苦しいのかもしれない。
「先ほど母の受け入れ先は複数入れる部屋に1人だそうなので出来れば同じ病院希望です。」と伝えたら、「可能か聞いてみます。」と言ってくれた。同じ病院の同じ部屋ならベストだが、そうそうに断られたらしい。残念。
今回父は頭を打って、あげくにコロナ陽性のため受け入れ病院が決まるまで数時間かかった。ようやく20時過ぎに某大学病院に搬送が決まったと連絡が来た。在宅介護中だったらきっとパニックだったと思う。施設の方にお願い出来て本当に良かったと思っていた22時前に「手続きの関係で病院に来ていただかなければならないかもしれません。」と同行してくれた施設の方から連絡が入った。
デラ「え、今からですか?」施設「はい。」
デラ「某大学病院って新御茶ノ水ですよね。家から1時間ぐらいかかるんですけど・・・」施設「そうなんです。」
デラ「明日じゃダメなんですか?私帰れなくなります。」施設「そうなんですけどね。一応出られる準備をしておいてくださいますか?」
デラ「分かりました。」
ということで、非常食に買っておいたカップラーメン(マルタイの長崎ちゃんぽん)を食べながら待った。こういう時に好みの味にあたると癒されますね。
深夜にコロナ受け入れ病院に出動要請
顔を洗ったり、歯を磨いたりしつつ、もう遅いから行かなくていいのかしら?と油断していた23時44分に病院の医師から「今から来れますか?」と連絡が来た。
デラ「今からですと到着1時ぐらいになりますがよろしいのですか?」と言ったら
医師「24時間空いてるのでお願いします。」とのこと。
今回父は頭を打っているし、家族の同意もいる処置もあるのかもしれないので、あったかい格好・あったかいお茶・なるべくウイルスを通さない3枚600円で買った最強のマスクを装着して終電ギリギリの駅へと急ぎ横浜に住む兄に連絡をした。
某大学病院は最寄り駅が新御茶ノ水駅が一番近いはずだが終電が終わっていたので秋葉原駅経由しか選択肢がない。駅から徒歩12分。知らない街を歩かなければならない不安はあれど、電車があるだけマシだと自分に言い聞かせた。
大井町経由で京浜東北線で向かっている時に又携帯がなった。
医師「CTを撮りましたが異常は見つかりませんでした。当病院はあいにくコロナ陽性患者さんを受けいれることが本日出来ないため、転院となりましたのでそちらの病院に向かってください。」と言われる。Σ(・ω・ノ)ノ!
デラ「承知しました。病院名を教えてください。」と有楽町で降り、品川止まりの最終電車で指定された病院にタクシーで向かった。(病院名は伏せさせていただきます。)
深夜の病院での待機と手続き
指定されたコロナ受け入れ病院は私の自宅から徒歩30分ぐらい。タクシー10分以内の場所だった。自分のテリトリーの範囲で入院出来て良かったと思いながらタクシーで病院を目指した。
大通りから住宅地に入った少し辺鄙な場所にあり、運転手さんに「帰りに流しのタクシーとか拾いにくい場所ですよね?」と聞くと、「そうですねー。待っててあげてもいいんだけどね。」と言ってくれたが、「何時に終わるか分からないのでタクシーアプリ使います。ありがとうございます。」と断りをいれた。温かいやり取りに気持ちがちょっと軽くなった。
受付につき、「今日救急で搬送された小野寺忠栄の家族です。」と伝えたら、
守衛さん「まだ来てないよ。患者さんより家族の方が来るのは初めてだなぁ。ははは」と笑ったので、
デラ「本当ですか?わはは。」とつられて私も笑った。こんな時だからこそ、ユーモアを忘れずにわらっとこ!
救急受付の所に行き、名前と連絡先を書きながら待機した。この時点で午前1時を回っていた。深夜の病院は怖いイメージだったけれど奥に24時間営業のローソンもあったりして明るめだったので、トイレにいったりして時間をつぶした。深夜の病院のトイレに1人で行けるとは・・・。子供の頃は怖がりだったのに「私も成長したなぁ」と自分ホメもしましたよ。ふふふ
受け入れ病棟に行くように言われエレベーターに乗ってナースステーションに向かう。一般の人立ち入り不可と注意書きが貼ってあるのよ。患者さんか医療従事者の方しか乗れないエレベーター。未接種の私、なるようになるさ~♪と開き直る。今大流行中だし罹る時はかかるんだもの。
看護師さんに「まだ到着されてませんので、こちらでお待ちください。」と休憩室に通され入院時に必要な用紙を書きながら待機した。
担当の先生が来て、これまでの既往歴について説明した。一昨年前に腹腔内腫瘍からの出血で入院した旨、身体拘束をされてパニックになり診療拒否をして帰ると言い張り大変だったので、なるべく拘束はしない旨、トイレはなるべく自力で行かせてあげて欲しい(筋力低下を防ぐため)、病人扱いや高圧的な接し方だと治療拒否の可能性について説明をした。
医師「点滴を抜いたりしないように安全確保のためやむを得ない時はご了承ください。」とのことで、身体拘束の同意書についてはサインした。
入院時に購入したもの
その後夜勤の看護師の方より入院の際に必要な品をローソンで買ってくるように言われた。口頭で使用用途から説明を始めたのでメモしないと覚えきれないと思ってリュックをガサゴソ探っていたら「ポストイット持ってきます。」とナースステーションに戻っていった。(毎回説明するより、初めからリスト化してあったら良いのにね)
大人用のおしりふき、床ずれ防止に保湿クリーム(ニベアボディミルク)、コラージュフルフル泡石鹸、口腔ケア用のスポンジブラシ、失禁部位などの皮膚障害が予測される部位へ塗る外的刺激を軽減する撥水クリーム、口腔ケア用に開発した湿潤ジェル、レジ袋を含めて6895円もかかった。アマゾンとかドラッグストアで明日買ったらもっと安いだろうに・・・と支払いしながらモヤモヤした。
買ってきたものを手渡し、入院時の着替えのレンタルの申し込みをする際に
看護師さん「普段使っているオムツはテープ式ですよね?」と確認され、
デラ「いや、普段はしていないか、たまにリハビリパンツだと思います。」と伝えると
看護師さん「ご本人に確認したら、いつもテープだとおっしゃっていましたが。」と言うので
デラ「下の世話についてはされていないはずです。父の尊厳に関わることなので施設側に確認してください。」と伝える。
ムカついた時こそ学びを活かすチャンス!
看護師さん「何か気になる点はありますか?」と聞かれたので、
デラ「父はワクチン未接種なんです。」と告げると、看護師さん「それは退院エンドレスですね。」と言われる。
「そんな言い方していいと思ってるのか?上の人呼んで来なさい。」と三十路の私ならクレームしたであろう物言い。ほめ達とアドラー心理学の勇気づけを学んで丸9年、「この人はきっと深夜勤務でイライラしているかわいそうな人。心に余裕がないぐらいがんばってる。」と転換してスルーできた自分をほめたい。
そういう私もワクチン未接種。諸手続きが終わったのは3時半過ぎ。1階のタクシースペースには残念ながら待機車がなかったのでアプリを使って呼んだら、10分ぐらいで女性ドライバーが来て、我が家にも10分弱で到着できた。転院された病院が近所でよかった!!ツイテル☆彡 帰宅4時でお風呂に入って寝たの5時です。
3人兄妹の末っ子だけど、小野寺家の両親を救うヒーローなんだとがんばった自分をほめながら就寝しました。
今回のまとめ
コロナ禍に入ってオンライン診療の時代だけれど、入院手続きには家族が現地に行かなければならないようです。今回の深夜の呼び出しはきつかったけれど、父の人となりを伝えられたことは病院にとっても、父にとっても重要任務だったと思います。
次回は「家族の心肺蘇生の意思:突然の入院の前に決めておくべきこと」について。読み手の方にとって、もしかしたらちょっとショッキングな内容かもしれませんが、とても大事なことを書きます。