興味・関心を持ってもらうことで、人は癒され・救われるのかもしれない
5月5日に参加したヒューマンギルド社の「人おこし・組織おこしリーダー養成講座」で、一緒にリソース(魅力・潜在価値)を引き出してもらった仲間から、
「アドラーカウンセラーを目指していて、ライフスタイル診断(早期回想)を試してみてもらえないか?」とのお申し出があり2つ返事でOK、2時間少々自分の幼少期から今までを聴いていただきました。
アドラー心理学のカウンセリングでは、記憶を早期回想という形で取り出して分析することで、その人のライフスタイル、認知の姿を理解しようと努めます。
早期回想とは、
①ある日ある所での特定の出来事の思い出であること。
②始めと終わりのあるストーリーであること。
③ありありと視覚的に思い出せること。
④感情を伴っていること。
⑤できれば10歳くらいまでの出来事の思い出であること。
といった条件を満たす思い出を振り返ります。家族構成、兄弟とのかかわり、両親はどんな人間だったか・・・改めて思い返しました。
小野寺家は祖父母・両親・次兄が先生という、教員一家。 しつけはものすごく厳しく、私は不自由さを感じながら育ちました。
小さなときの私はひねくれていたなぁ・・・
思春期はあんまり両親のこと好きじゃなかったなぁ・・・と、思い返すと出てくるのはネガティブなことばかり。ははは
とはいえ、今の私がこうして生きているのは
両親が一生懸命育ててくれたからだなぁ・・・と色々な事が頭をぐるぐるしました。
はたして、私の性格はどんな風に分析されたのでしょう・・・楽しみです。
真摯に自分のストーリーを聴いていただきながら、ふと頭によぎったのは、
孤独を抱えた人たちは、きっとこんな風に誰かに自分のことを一生懸命聞いてもらるだけで、
心が癒され、救われるのではないか?ということでした。
先日も痛ましい事件が起きたばかり。
体験からそんなことを気づいたのでした。
50・80問題の渦中の世代として、心のケアを学ぶものとして、
自分は何ができるのか・・・考えて行きたいと思います。