たった一つの言葉で人生は肯定できる。書けない閉塞感から脱出する勇気が欲しくてグリーンズの「作文の教室」を受講
しばらくブログをお休みしていましたが再開します。今年に入って両親がコロナで入院、2月に母が天に還りバタバタしておりました。
春の訪れと共にアウトプットするエネルギーが戻って来ましたよ。大変な時こそ自分に素直になって、「心と体を休める」って大事なことだなって実感しました。
ほめ達カウンセラー・デラコこと小野寺美和です。このブログは日々の暮らしの中で何かに悩むたびに学び、実践しながら乗り越えた経験による気づきや、自分や周りをご機嫌にするプチハッピーのヒントをお伝えしています。
次のテーマに決めていた「延命治療について(仮)」で私の選択したことは、違うことを選んだ人にとってショッキングな内容なのではないか悩んで書けなくなっていました。
これまでの入院記録を読んで下さった方、お待たせしてごめんなさいね。
閉塞感から脱出する勇気が欲しいと考えていた2月頭にメルマガのご縁で、2月19日から3月27日まで「作文の教室」を受講しました。
いくつになっても新しいことを始めてみるっていいですね。感性が広がった感覚です。
今回はNPO法人グリーンズの「作文の教室」の体験記について書きます。
NPO法人グリーンズとは
この2年間、ステイホーム、3密・人流を避ける新しい生活様式による行動制限で、飲みにもお茶にも気軽に行けない、旅行もできないなど・・・窮屈で生きづらい世の中になっちゃったと思いませんか?
テレビは憂鬱なニュースばかりが報じられて余計に気が滅入るから、めっきり見なくなりました。
SNSは自分で好きなコンテンツを選べる自由がありますね。私はなるべく希望が持てる明るい話題を選ぶようにしています。
そんな中でお気に入りがNPO法人グリーンズの記事。ワークショップデザイナー仲間の小笠原祐司さんが取材されたことがキッカケでフォローするようになりました。
グリーンズは、関係性のデザインを探究して「いかしあうつながりがあふれる幸せな社会」を目指す非営利組織。人・社会・自然の関係をデザインし直し、それぞれがいかし合い、一人ひとりが大切にされて幸せになれる世界を目指して活動している団体です。
グリーンズは社会の不安や脅威に対してユーモアや寛容な心で立ち向かうプロジェクトgreenz challengers community works や、暮らしの中でさまざまな「個」や「自然」のいいつながりを増やす”いかしあうつながりのレシピ” を提供しています。
私が受講を決めたのはメルマガだけではなく、グリーンズの記事の文体(文章のスタイル)が大好きだから。
押しつけがましくなくサラリとしているけれど、心に刺さって触発する文章。文に差し込まれた写真のチョイスもセンスが良い。写っている皆さんの笑顔も自然で素敵。
私自身なるべく説教臭くならない文章を心がけているけれど、時々若干かためだと自覚しており、グリーンズの記事を読むたびに「こういう文章書きたいんだよな・・・」と密やかに思っていました。
これまで過ごした日々を肯定したくなったキーワード、”余裕資本”
講座受講中にグリーンズの記事を読む機会を少し増やしました。
その中で出会った記事、” 世の中はお金だけじゃない。「9つの資本」で、みんなの身の回りにあるものを可視化し、“豊かな経済”へのストーリーを編集しよう! “
この「9つの資本」の内の1つ、”余裕資本”。
余裕資本とは、東京アーバンパーマカルチャーの創始者で共生革命家のソーヤー海さんの造語。
これは例えば、「時間がある」とか「心の余裕がある」とか。資本主義のスピードに追われて恐れや不安を抱えていたら、自分を見つめることも人を助けることもできなくなる。
だけど、余裕資本があるだけでいろいろなことが可能になるし、余裕があるとほかの資源も活かせるよね。それに、ほかの資源は“あるもの”だけど、実は“ないもの”もすごく資源なんじゃないかな。例えば、何も予定がない自由な日とか。
2010年に母が認知症を発症、2011年に東日本大震災で両親が上京で日常生活が一変、この12年両親のサポートをしてきました。プライベートも仕事も犠牲にしたと思いたくはないけれど、何らかの影響を受けているのも事実。
この生活を成り立たせたのは「時間がある」ことと「心の余裕」。余裕資本があったからこそ、「両親と真摯に向き合い、悩みながら解決策を学び、両親で実践し、培ったものを同じ悩みを持つ方へ提供する生き方にシフトして今の自分自身があるのだ。」と、捉えなおすことができました。
この他受講中にインスパイアされたことについては、また次の機会に記そうと思っています。
「作文の教室」第12期が5月14日から始まります。
執筆や編集スキルを職能として身につけるだけでなく、書くという表現によって社会を前進させる人びとを増やすべくこのクラスを開いています。
なので、受講頂く方々には文章を書いて社会とつながるとは何なのか?と考える時間と、たしかなスキルの習得を同時に実感いただける機会を提供する。このふたつを大事にしています。
どのようにその文章を魅力的にするか。 どのように「自分だからこそ書ける」ものにするか。 どのようにより多くの人びとに読んでもらい、社会とつながるきっかけにするか。
文章そのものを書くスキルと、書こうとしているトピックを編集・観察する感覚を同時に養うメソッドをオンラインで学べます。
オンライン授業はZoom、資料配布・アーカイブ動画の配信・アフターフォローはSlackで提供されます。
オンラインでの配信の仕組みがすばらしい。講座提供者としてもとても勉強になりました。ありがたや
作文の教室12期詳細はコチラから