夕刊フジ3月2日発売The情報源に「ほめ介護」掲載されます!
相手の価値を発見して伝える「ほめ達!」、幸福に向かって自力で課題に立ち向かっていけるよう働きかける”アドラー心理学”の「勇気づけ」、魔法の介護と呼ばれるユマニチュード等を、認知症や老人性ウツを患っている母に実践しながら開発したオリジナルのケア手法「ほめ介護」が3月2日発売の夕刊フジさんのThe 情報源に掲載していただくことになりました。
掲載のキッカケ
昨年の秋口、カウンセリングを共に学んで現在ライターをしている友人TさんからLINEで「でらちゃんが実践している『ほめ介護の効果(仮)』について夕刊フジ「The 情報源」(火曜掲載のカラー1ページ)に企画案として出してみたいんだよね。もしOKになったら、インタビュー取材をお願いしたいの。」と連絡をいただきました。
近所に住んでいる同世代の彼女は私の成長を見守り、色々相談にのってくれるよき理解者。SNSやこのブログを読んでくれて興味を持ってくれたのがキッカケです。
「夕刊フジ」は20代∼50代の男性サラリーマンが読者層。一般ニュース、スポーツ、囲碁将棋など幅広い情報を扱っています。
高齢者虐待が社会問題に
厚生労働省の調査によると、家庭内での高齢者虐待は増加傾向にあり報告件数は年々過去最高を更新しています。
認知症の家族への接し方は気を付けなければ症状の悪化につながることもあります。しかし、意思疎通が難しいことでイライラして暴力につながることも・・・。
認知症家族の在宅介護における虐待の原因として、一番多くの割合を占めるのは、「虐待者の介護疲れ・介護ストレス」だそうです。虐待を受けた高齢者からみた虐待者の続柄で一番多いのは息子で約4割、次いで夫が2割。娘が1.7割ぐらい。(厚労省調査より)
その背景には不慣れな家事や仕事との両立、誰にも苦悩を相談出来ないジレンマなどが考えられます。
夕刊フジの読者層の20代から50代は仕事が最も忙しい年代。にもかかわらず、介護生活はある日突然始まり生活が激変します。わたしは40歳の時に始まりました。
仕事疲れを抱えながらの在宅介護は正直しんどい。家族の介護は距離が近いだけに感情のコントロールが難しい。
例えば、疲れがたまっている→意思疎通がとりづらい相手の世話→イライラする→怒りがこみ上げる→思わず叩きたくなる。
負の連鎖が起こりやすい環境なのです。
特に症状の出始めは「介護される方」も、介護経験の少ない「する方」も戸惑うもの。
先ず知識を得ていただく事は、ご自身と家族を守る心の備えの第一歩です。
ほめ介護実践のメリット
『ほめ介護』の実践により、介護をする方も、介護をされる方も笑顔になり、交流がスムーズになり、ストレス軽減につながります。
しかも、やっている自分自身が楽しく続けられるため、日常生活や仕事にも活かせます。私の場合はパートナーとのコミュニケーションや信頼関係づくりにも役立っています。
ただ、空腹だったり、寝不足だったり、女性の場合はホルモンバランスの乱れにより難しい時もあるので出来ない時もあります。
ありますとも、人間だもの。私の場合は成功率4割ぐらいかなぁ・・・。野球に例えると、高打率の方かもしれません。
『ほめ介護』を知っているだけで、気の持ちようが変わります。もしもの時は、やってみようと思うと心が落ち着きます。
さらに、実践することでケアの質が変わり、被介護者の症状や行動にもプラスの変化が起こりはじめます。
東日本大震災から在宅での老老サポートをして10年。『ほめ介護』の実践により老人性ウツも併発して不眠症だった母の眠剤、抗うつ剤、鎮痛剤の断薬に成功、休みがちだったデイサービスに休まず通えるようになり、家庭での笑顔が増えました。
『ほめ介護』を多くの方に伝えたいという想いが、夕刊フジさん掲載という思いがけない形で広がることになり、とっても嬉しい気持ちです。賛同して応援してくれるTさんや企画にOKしてくださった編集者さんに感謝しております。
当ブログのカテゴリー”ほめ介護”で具体的なやり方を一部ご紹介しています。よろしければ是非ご覧くださいね。(やってみていただいた際の質問や感想も大歓迎です)
先日介護従事者(ケアマネージャー、ヘルパーさん等)の方向けのオンラインとリアルの併用セミナーも決まりました。
『ほめ介護』は医療福祉の現場の接遇の一環としてもご好評いただいております。
講演、セミナー、研修のご依頼、お問合せはコチラから
ケアする人も、される人も笑顔になって健やかになる。ケアする人のストレスが軽減され、あたたかい心の交流を取り戻す『ほめ介護』をどんどんお伝えして、ゆくゆくは世界に広めていきたいと考えております。(my hope)
小野寺美和Facebookページ
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NHK文化センター守口教室様にて、4月10日にオンラインで「ほめ介護」セミナーをいたします。
詳しくは 【オンライン】家庭でも職場でも活かせる!「ほめ介護」
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