寿命100年時代に備える、大切な人が元気になる「ほめ介護のススメ」①
ほめ達カウンセラーデラコこと小野寺美和です。
東日本大震災で上京してきた両親の心のケアとして、心理学・ほめ達を学びながら実践してきたことをノウハウとしてまとめた『ほめ介護のススメ』。
日本ほめる達人協会認定講師コンテストで行ったミニセミナー(45分)の内容を文字お越しにチャレンジしました!
『ほめ介護』は話題の介護手法「ユマニチュード」をベースに、ほめ達とアドラー心理学を融合したアプローチ。
介護する側も、される側も元気で、自分らしくいられるマインドセット(心構え)・ 関わり方を学べます。
『ほめ介護』を少しずつ実践することで、ご家族の方はもちろんのこと、自分自身の表情、言動、行動 にも変化が起こりますよ。
挨拶~超超高齢化社会について
司会:それでは最後のセミナーになります。 『ほめ介護のススメ』というテーマです。
もう既に介護をされている方で、目の前にある現実とどう接してよいか分からないという悩みを抱えている方、
そしてまだ親は元気だけれども今後介護をしなければいけないと言うことを控えているという方に対してのセミナーということです。 小野寺さん、よろしくお願いします。
デラコ:皆様、こんにちは!大トリを務めさせていただきます、日本ほめる達人認定講師の小野寺美和と申します。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)ありがとうございます。
それでは先ず、質問です。「 2025年問題」、ご存じですか?
お客様:75歳以上の高齢者、団塊の世代が認知症だったり一人暮らしが増える。
デラコ:私が説明しようと思った事を言っていただきました。拍手をお願いします。
お客様:介護のお仕事をしています。
デラコ:素晴らしい、もう一回拍手をお願いします。 2025年7年後、「団塊の世代」の方が後期高齢者・75歳になります。2025年になったら、3人に一人が65歳以上。5人に一人が75歳以上になります。
世界初の人類未経験の超超高齢化社会の到来なんです。
7年ちょい後です!
65歳以上のですね、5人に1人が認知症患者と予備軍なのです。軽度認知症を含めますと、なんと3人に1人なんです。
厚生労働省から試算されています。 65歳以上の認知症患者が、今の数の1.5倍・・・
何人ぐらいになると思いますか?ざっくり (と、一番前の別のお客様に尋ねる)
お客様:800万人ぐらい?
デラコ:惜しい!なんと700万人と言われています。すごい近いので拍手をお願いします。
実際今の日本がどうかなんですけれども、今の日本は65歳以上が27.3%。もう4人1人が高齢者なんです。 100歳以上の方、なんと6万7千824名(2017年12月日経発表)、20年間で6.7倍に増えています。
最近のベストセラーでライフシフトという本があるんですけれども、皆さんのお子さんの世代の頃の平均寿命は108歳と言われています。
なので、健康寿命を保つことが物凄く重要なのです。
健康寿命とは何か? 健康寿命聞いたことないよ?って方いらっしゃいます?皆さんだいたい知っている?
復習を兼ねてご説明させていただきます。
健康上の問題が無くて、日常生活を自分の力で過ごせるよという寿命が健康寿命です。
健康寿命の発表が3年に1回の関係で2013年のデータなのですけれども、女性の平均寿命が86.61歳、男性が80.21歳。2013年に初めて男性の平均寿命が80歳を超えました。
では健康寿命とは何歳か? 女性が74.21歳。男性が71.19歳。で、この差なのですけれども9年から12年間は健康じゃない期間なんです。
いかに健康寿命を長くするかというのが、我々にとって本当に死活問題なんです。
では、また質問です。 突然始まる介護に備えて、「心の準備が出来ています。」という方お手を挙げていただいてよろしいでしょうか?
おっお二人、素晴らしい!ありがとうございます。
後の方は準備が出来ていないということでよろしいですか? ご説明のし甲斐があります。 ありがとうございます。
(45分セッションの連続4コマ目だったので)ところで、皆さんお疲れですよね?(と疲れた人の写真をスライドで表示)
お疲れじゃないですか? もう私はね~聴くし、話さなきゃいけないし、プレッシャーで死にそうだったんですけど、皆さんも集中して聴かれてお疲れだと思います。
なので、「ほめ達!」恒例の全力シリーズを皆さんでやってみましょう。
では皆さん、全力で拍手をお願いします! 手を開いてぼーっとしていただけますか?
そうすると血流が凄く良くなったのを感じられると思います。手にはいっぱいツボがあるので、皆さん顔色がだんだんピンクになってきています。
次にうなずき。渡辺さんの話で、丁寧に聴くにはうなずきが大事ということで、皆さんちょっと丁寧にうなずいていただけますか?
あ~すごい聴いていただいてるなっていう感じがします。(聴いてもらった感が)5割上がるんですってうなずきによって。
では皆さん、全力で笑顔をしていただけますか? 全力で笑顔。
ちょっとまだ固いですね。 笑顔が柔らかく自然に出来る筋トレがあります。笑み筋トレ。では皆さん一緒にやってみましょう。「フヒフヒ体操です。 せーのフヒフヒ、フヒフヒ(しばらくやってみる)」
ちょっともう1回全力で笑顔をしていただけますか? すごい!皆さん1.5倍良くなりました。ありがとうございます。
場があったかくなったので、本日の流れをご説明させていただきます。
本日の流れなのですが、「ほめ介護」を学ぶメリット。次に私の自己紹介。小野寺家の介護の様子、「ほめ介護」とは何か?
そして、私友人にですね「ほめ介護」を実践していただいたので、実際にやってみてどうだったかをご覧いただきたいと思います。
ほめ介護を学ぶメリット
では、ほめ介護を学ぶメリットなんですけれども ・・・
①「ほめ介護」とは心の備えです。避難訓練みたいなものだと思ってください。 知っといたらもしかしたら・・将来助かるかもしれない。それぐらい真剣に聴いていただきたいと思います。
②介護に対して、前向きに関わる力が湧いてくる。なんか自分でも出来そうだなって。私だから出来たんじゃなくて、実践に落とし込めるノウハウに創りこみました。
③家族に対する寄り添い方が分かる。認知症の人って結構気落ちするんですよ。なので、どう関わって良いかって難しいんですね。で、具体的な事例をベースにご説明させていただきます。
④育児中のお母さん、さっき中田さんがご説明したんですけれども、育児の時にこんな風に関わったらもっとスムーズにやり取りできるかもしれない!
育児のヒントもあるかもしれませんし、会社員で今後輩を育てているみたいな方も使えるヒントがあるかもしれません。
続きはコチラ⇓
ほめ介護のススメ②カウンセラーを志したきっかけ・認知症と向き合う
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ほめ介護ブログ 一覧
寿命100年時代に備える、大切な人が元気になる「ほめ介護のススメ」①
ほめ介護のススメ②カウンセラーを志したきっかけ・認知症と向き合う
ほめ介護のススメ③接し方の失敗からの気づき、ほめ介護とは何か?
ほめ介護のススメ④心構え、認知症家族への丁寧な接し方のポイント
ほめ介護のススメ⑤認知症介護「否定」のリスクと声掛けのヒント
ほめ介護のススメ⑥認知症の母の行動に変化が起きた!ほめ介護実践編
ほめ介護のススメ⑦褒め言葉は生きる力を引き出す!母に起こった変化
ほめ介護のススメ⑧友人のご家族にも嬉しい変化が!ほめ介護挑戦レポ
ほめ介護のススメ⑨認知症介護時のイライラを解決する3つのヒント
『ほめ介護』を少しずつ実践することで、ご家族の方はもちろんのこと、自分自身の表情、言動、行動 にも変化が起こります。
皆様と周りの方が健やかで
笑顔あふれる毎日になりますように!
ほめ達カウンセラー・デラコこと
小野寺美和