『ほめ介護』「認知症ケア」個別ケア実現への具体策2024年春号掲載
日総研出版 様の会員制専門誌 認知症ケア( 介護職、看護職、リハ職向け)の2024年春号の特別企画として、『ほめ介護』を掲載していただきました。
タイトル「介護する側も・される側も笑顔で健やかに
現場ですぐに活かせるコミュニケーションスキル!「ほめ介護」
内容 「ほめ介護」の目的と継続によるメリット、健康効果
ほめ達!の「ほめる」とは?
アドラー心理学の「勇気づけ」とは?
私の介護の失敗からの気づき
在宅介護での実践事例と両親の変化
父が入居している特別養護老人ホームこぶしえん様での実践と変化
私が実際現場で経験して心が軽くなった医療・介護のプロによる「ほめ介護事例」等々、9ページ。
季刊誌のタイトルが医療・介護現場での個別ケア実現への具体策。本書を実際に手に取った読者の方が「これはやってみたい!」「よし、やってみよう!」と思っていただくために、何を書こうかかなり悩みました。
執筆に伴う事前準備
11月にご依頼をいただき、こぶしえん様にお時間をいただき12月にミニ研修(50分)の実施と1カ月後のモニター調査のご協力をお願いしました。
ミニ研修を作成する前に、3名のほめ達認定講師仲間で介護事業所経営者及び元介護従事者(管理職)にヒアリング。(その時の話していただいた内容もいずれブログに書きたいなと思います。)
ミニ研修実施後、介護フロア全体に起きた変化の例としては、
•利用者さんが積極的にお手伝いをしてくれるようになる
•利用者さんをほめると「そうなのよ、この人はこういう所がステキなのよ」と周りの利用者さんもほめはじめる(ほめ能力が活性化)。
•利用者さんと目があった時の笑顔が増えた。
•スタッフ間では笑顔で元気な挨拶を意識したことにより、朝の職場の雰囲気が良くなった等、たった1カ月でも効果があったそうです。
ほめ介護の真の目的 「介護者の心と体を守る」
東日本大震災で上京してきた両親に対して、ただの会社員で何も分からなかった手探り状態の中で学びながら12年間実践してきた『ほめ介護』。
『ほめ介護』は介護者の心と体を守るための護身術です。
更年期真っ只中の慣れない介護生活で心も体も疲弊したけれど、なるべくお金をかけずに心身の健やかさをキープして、ストレスに向き合って自分の体で実験しながら「ほめ介護」は生まれました。
「介護に笑顔とユーモアを」がモットーです!
介護をする人は大切な人を救うスーパーヒーロー。スーパーヒーローはピンチがつきもの。
色々経験して得た気づきを文章化することで、スーパーヒーローたちのヒントになれば最高です!