おばあ様に嬉しい変化が!「ほめ介護」実践便りをいただきました。
ほめ達!認定講師セミナーコンテストでお伝えした「ほめ介護」。友人から施設に入居したばかりのおばあ様に対してお見舞いの際に「ほめ介護」をしてみたと、メッセージをいただきました。
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「不安改善・ほめ介護のススメ」(自分も家族も笑顔になる関わり方)
今回のブログは、嬉しいフィードバック、接する時に心がけている「非言語ホメ」について書きます。
こちらのブログは「ほめ達!」と出会い、幸せな人生へと軌道修正した「ほめ達カウンセラー・デラコ」の 学びや実践してきた術を、全ての人に全て伝える、すべすべプロジェクトです。
接し方が分からない辛さ
今回お便りをいただいたMさん(男性)のおばあさまは半年前に入院後、施設への入所となったそうです。
毎日の様に通いながら、対処・声掛けに迷っていたそうです。
認知症になったばかりの頃を思い返してみると、母は不安そうでした。
自分が認知症と中々認めにくいものなのですね。
そういう状況の家族に対して、なんて声をかけるべきか難しいものです。
「私、ぼけちゃったんだろうか?」と訊かれて、「そんなことないよ。大丈夫!」と言いつつ
本人は納得いかない顔をしたりします。
おそらく、私の顔がつくろった笑顔だったかもしれません。
認知症の方は短期記憶が衰える代わりに、感情の察知力が上がるのか、 表情や声の違和感に対して敏感になる傾向があります。
それが問題行動の引き金になることもあります。ご機嫌をキープさせることはとても重要なのです。
ほめ介護3Sの実践
ほめ介護3S、は
尊敬・尊重・存在を認める。
これまでしてもらった事を思い出しながら、本人を見ると自然とまなざしが優しくなります。
そして、やってもらった事を具体的に言葉にして「ありがとう」を添えて伝える。
私のお友達のMさんは、手を握り、背中をさすり、「昔よくおんぶしてもらった。」と話しかけるようにしたそうです。
そしたら、おばあちゃんが
入所後初めてエレベーターまで送ろうとしてくれたそうなんです!!
Mさんは目に入れてもいたくないお孫さんだったそうですから、元気が湧いて来たんでしょうね!
ほめ言葉を言うのが照れくさい方へ
身内をほめるって、結構ハードル高いものです。
特にこれまで、ほめる文化じゃなかった家族の場合、ほめた時に否定されるのではないか・・・という恐怖感から、ほめるのが怖くなるそうです。(デラコ総研)
そういう方の場合は、Mさんがやったように、
手を握る、
背中をさすったり、とんとんと優しく叩いてあげる。
「どこか痛いとこない?」「足をさすってあげようか?」ときいてあげたりすると
表情が和んだりします。
体調が悪くて反応が薄い時もあるかもしれません。
聞いてるんだか、聞いてないんだかの時もあります。
そういう時こそ、過去してもらった事を思い出してみてください。
例えば、
叱られた時にかばってくれたっけなぁ。
体調の悪い時に桃缶食べさせてくれたなぁ。
落ち込んだ時に励ましてくれたなぁ・・・ などなど、思い出して心の中で思い浮かべてみるだけで
非言語が放つ柔らかく温かいエネルギーが、自然と伝わるものなんですよ!
これもほめ介護の特徴です。(非言語ほめ)
Mさんを見送ろうとしたおばあさまの嬉しい変化をみて、「やっと受け入れられた気がします。」とのことでした。
心の交流・ぬくもりを感じられるということは、当たり前ではありません。
その貴重な一瞬・一瞬に感謝を込めて接することで、自分も家族も笑顔になります。
笑顔は神経細胞が活性化するホルモンを分泌してくれます。
自分から「笑顔」をしてみませんか?!
ハッピーホルモンにはインフルエンザ・風邪の予防にも効果がありますよ!
ワクチンより効果があるかも!?
おまけ
パソコンで見ると表示される見出しの写真は、先日母とお散歩した時の様子です。「たまには外に出て身体を動かすのは大事だねぇ」と語っておりました。御陰様で元気にしてますよ!
人生で今、この時が一番若い! 変わりたい!と思った時から生き方は変えられます☆
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