ほめ達とは「叱らず褒める」ではない

ほめる子育て、ほめる教育、ほめる社員研修等、「ほめるブーム」の波を感じております。

メディアでも「ほめ達!」が取り上げられる事も増え嬉しい反面、テレビ番組を観た時モヤモヤと違和感を得ることもあります。

今回のブログは違和感と向き合い、認定講師として「”ほめ達”とは何か?」「ほめる際に最も大事なこと」を脳科学ネタを織り交ぜて解説したいと思います。

ほめ達!とは何か?

「ほめ達!」=「ほめる達人」
目の前の人や物・商品やサービス、起きる出来事などに独自の切り口で価値を見つけ出す『価値発見の達人』のことです。日本ほめる達人協会 ホームページより 

実は日本国内だけを見ても、年間約3万人の自殺者が続く異常な事態です。 日本は物理的な戦争をしていないものの、まさに「心の内戦」ともいえる状態です。そんな状態を打破したいと、日本ほめる達人協会は2011年10月6日に設立されました。

「ほめ達!」のよくある誤解

NHKのクローズアップ現代でもホリエモンさん、TBS系列の『好きか・嫌いかいう時間』で坂上忍さんが、「ほめるだけじゃダメじゃないの?」「ほめて育てるなんて無責任な奴がよくもいるな。」等、叩かれるケースもあります。

私は元々「ほめる」よりも、どちらかと言うと「叱る」方が得意だったので、そうおっしゃる側の気持ちも分かります!
 
3級検定のセミナーの中見は「ほめ達!」「ほめるとは何か?」の理解を深めつつ「ほめること」の楽しさを体験する場なのですが、

2級検定からは「叱ることの大切さ」も入ってきます。 
 
「叱るも入っている事がテレビで言ってもらえたらな」・・・と思いますが、放送時間の関係もあるのでしょう。”ほめ達認定講師”としてきちんと広めていきたいと思います。

叱る派のご意見

先日のTBS系列の番組『好きか・嫌いか言う時間』の『働き方改革』新時代突入「叱らず褒める教育好き・嫌い?」というコーナーでのことです。

司会の坂上忍さんが
「どんな子でも良い所があるのは分かっている。いつかは褒めたい。ほめる言葉をもの凄く大事にしているっていうか活かしたいんですよ。 だからムチムチムチアメ。アメばっかあげてたら、ほめ言葉ってそんな軽いものだったのーって僕なんかの育ちだと思っちゃう。」とおっしゃっていました。

それに対しバラエティ番組に引っ張りだこの”ほめ達”松本専務は
「ほめると言うのは軽い言葉をいうことではモチロンなく、認めてあげるとか、応援してあげるとか、そういう意味合いもあります。」と説明していました。
 
出演者の叱る派の一人、『接遇道』でお馴染みの平林都先生は

「上司にほめられても利益は上がらーん。お客様に好まれること。
身体に叩き込む教育は一生の財産になる。叱る事で身体に覚え込ませる。痛い思いをしたら忘れることはない。」

「10の内、6をほめて、4が悪かったとして、4はほったらかしか?それは上がった事にはならない!のぼせることになる。
経営が後ろを向いた時に会社を救うのは、強い強い落ち込まない訓練をしてる人。その訓練が叱る・怒る。」 とおっしゃっていました。
 
坂上さん、平林さんの言いたいことも理解できますが、時代は変化しています。教育のやり方も取り巻く環境も昔と大分変ってきているので、従来のやり方を受け入れられないだけでなく、精神的苦痛を感じて会社に来れなくなる人も増えているのは事実です。

メンタルヘルスの専門家として、
メンタル疾患を防ぎつつ、モチベーションを上げる為には、「ほめ達」のメソッドは有効だと思います。

ほめる・叱る際に大事な事

心のコップとは

残念ながら、相手との信頼関係がない状態で、ただやみくもに叱っても相手には届きません。

さらに、脳の海馬は緊張状態では記憶力が低下する為、怒った相手が緊張した場合、 同じ過ちを繰り返す負のスパイラルが起こりやりすくなります。せっかく一生懸命言っても、無駄になるのです。

ほめ達では信頼関係がない状態の事を「心のコップが下を向く」という言い方をします。

心のコップが下を向くと、「聞く耳持たぬ」「心を閉ざす」状態に

 

短所ばかり見られて、けなされて、心のコップが下を向いた相手は心を閉ざし、どんなアドバイスも、愛情や気配りも届かなくなってしまいます。
 
「ほめ達」とは、物事は多面体であり、角度を変えることによって、欠点と見えていたことの中に隠されていた素晴らしい長所を発見する人。

相手のマイナス部分を踏まえて、長所に光を当てて、成長へのアドバイスが出来る人です。

 

テレビ番組の中で放送された研修中に”ほめ達”の松本専務が
「この人欠点ばかりだろうなぁと思えるような人に、小さな資質・才能を見つけてあげて、その資質・才能を踏まえたアドバイスをすることで、その人を大きく、他の人が出来ないような大きな成長を引き出してあげられる。」と説明していました。

研修後、勤続30年の男性社員の方が、
部下の悪い所に目が行って叱る側だったんですけど、先ず自分が変わって周りを変えます!」とおっしゃいました。ほめ達セミナーを受けると、不思議と相手の良い所がどんどん見えて来ます。自分が変われば周りも変わる。今求められるのは、長所を引き出す支援型のリーダーなのです。


<最後に>

ほめる・叱るで大事なこと。

それは「誰が言うか」です。

全ての人には成長可能性があると信じて、出来たことを一つずつ認める。
上司・先輩にとって当たり前のことも、新人にとっては努力したからこその結果
その本人の成長を見守り、良い所・課題具体的に伝えてあげる

そうすることで、「この人は見守ってくれている」という安心感が育まれ、ほめられた事以外にも挑戦したくなるハッピースパイラルを起こせるかもしれません。

この人にほめられたい。この人が言う事だから、やってみよう!と思われる人に自らがなること。

先ずは、周りの人の成長を信じて見守り、認める声掛けから始めてみませんか?

ほめ達検定・セミナーにご興味を持たれた方は、ホームページをご覧くださいね。

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