「不安改善・ほめ介護のススメ」(自分も家族も笑顔になる関わり方)

認定講師コンテスト東京大会の内容を知りたいというリクエストをFacebook経由でいただき、復習を兼ねて文字お越しをしました。

最終台本と本番に語った内容が微妙に違ったので、録音を聴きながらオリジナル版を手直したものになります。

突然の介護はどうして良いか分からずに戸惑いましたが、接し方を知る事で冷静に対応できるようになってきております。

接し方や言動を変えたら、問題行動が軽減し、今は不安より幸せを感じる時間が増えています。

いざと言う時の知識の備えとして、お役に立てれば幸いです。

こちらのブログは「ほめ達!」と出会い、幸せな人生へと軌道修正した「ほめ達カウンセラー・デラコ」の 学びや実践してきた術を、全ての人に全て伝える、すべすべプロジェクトです。

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<ご挨拶>

皆様、こんにちは おおとりを務めさせていただきます小野寺美和と申します。

こちらの対象は現在介護中の方・または心の準備をしようかなと考えている方を想定しておりますが、もしかしたら育児中の方にも参考になるかもしれません。

テーマは「不安改善!ほめ介護のススメ(自分も家族も笑顔になる関わり方)」でご説明させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。盛大な拍手をありがとうございます。

それでは、一つ確認させていただきたいことがございます。突然の介護に遭遇した時に備えて、心の準備が出来ていますという方、御手をあげていただけますか? 

(上がった人が少な目。)私もそうでした。ご説明のし甲斐があります!!(笑いが起る)

なんでこちらを設定したかと言いますと、 声掛けと態度を変えることで認知に変化が起こり、相手は変わるというのを両親を通じて実感いたしました。接し方のヒントを全力でお伝えいたします。

<自己紹介>

先ずは自己紹介をさせていただきます。 私は「ほめる達人カウンセラーデラコ」として活動しております。

コミュニティ・カウンセラーを育成する日本支援助言士協会の理事と産業カウンセラー、そして「ほめ方・ほめられ方」をテーマに企業研修やセミナーを行っております。

カウンセラーになる前の私は、会社員時代は”ほめる達人”というよりも、”叱る達人”でした。

なぜならば、ミスの許されない現場(金融情報会社)におりまして、離職率が高い職場だったので、常に即戦力を育てておりましたから、ダメ出しが仕事の1つだったのです。

そんな叱る達人だった私が、なぜカウンセラーを志したか

東日本大震災で地元が被災してしまいました。これは気仙沼にあった実家の写真なんですけれども、

津波で破壊される前の実家

 

津波の被害に遭いまして1階が半壊なりました。

海の近くにありましたので、家が建てられないエリアに指定され行政に取り壊していただきました。

 

 

 

 

更地になってしまった実家跡地

これは一年後の姿です。ここにかろうじて基礎が残っています。地元から避難してきた両親は現在東京の目黒区で暮らしています。近所に住んでいます。

東日本大震災を通じて私は、色々な方に大変お世話になりました。東北出身者として、ご恩返しがしたいと思いました。 東北の方の心の支えになりたい!と思いまして、2012年からカウンセリングの勉強を始めました。

カウンセリングを学ぶ中で、「ほめ達3級」を受講しまして、セミナー中に心が元気になるのを体感したんですね。

 

「心のケアとして使える!」と実感しまして、両親で「ほめ達!」の学びを実践しました。

中々身内で実践するのって難しいんですけど、近くにおりましたので実践いたしました。

学んで実践で培ったものを、医学的なエビデンスに基づいてご説明させていただきたいと思います。

<両親について>

ではまずは、両親についてご説明いたします。うちの父は元中学の校長です。母は元小学校の教員でした。教員夫婦です。恐ろしいですね!

こういう家に生まれると、「優秀で当たり前」。兄二人は生徒会長を務めました。 私は常に、常に比べられて、全然ほめてもらえませんでした。

10年ほど前のことです。父から電話がかかってきました。

『美和、ちょっと言いにくいんだけんとも・・・お母さんが最近変なんだ。俺のことが分かんなくなってきたというか、目の前に俺がいるのに玄関に行って「お父さんが帰ってこない」って言うんだ。大変だからちょっと直ぐに来てくれ」と言われまして、慌ててその週末に帰省して、母を父と一緒に病院に連れて行きました。

それでアルツハイマー型の認知症と診断されたんですね。

震災で両親は80歳の時に上京してきました。先ほどの一軒家から、目黒区の都心の2LDKです。周りに誰も知り合いがいません。

要介護2になった母と父の二人暮らしが始まりました。

環境が変わったストレスで、母が老人性ウツも発症しまして、原因不明の身体の痛みが襲うようになりました。

一番困るのは、なにかと言いますとですね、父を認識しない事なんです。

また電話が。 『美和、お母さんが「知らない人と一緒に眠れない。」といって興奮して大変なんだ。すぐ来てくれ。」

「分かった、お父さん今行く。」みたいな感じで、(父が)どうして良いか分からないと 私は家にいても、飲み会にいても、電話がかかってきたらすぐに駆けつけました。父をねぎらって、母をなだめて、なんとか寝かしつけることが時々あったんですね。

どういう風に父や私が、母に関わっていたかと言いますと、

薬を飲んでもらうために、「ご飯食べなきゃだめだよ。」と、 食欲が無い母に強いました。

四六時中目が離せないんですよ。やっぱり。危ないので・・・そうすると慣れない頃は、言い間違えに気づいちゃうので、「それちょっと違う」って訂正しちゃうんですね。

あと、食事の片付けや洗濯物を干すだの、母が出来ることでも、 全部父がやっちゃうんですよ。

母を元気にしたいという想いで

ちゃんと食べさせねば、薬を飲ませねば、デイサービスに行かせねば、

ねばねば星人だったんです。

がんばればがんばるほど、母はますます不調になってしまいました。

<不調の原因の分析と対策>

母の不調の要因をメンタルヘルスの専門家として分析いたしました。

それは何か?

過管理(管理し過ぎ)、過監視(見過ぎ)・過干渉(やってあげ過ぎ)。

これを私は「やりすぎ3K」と名付けました。

それで、困っている時にほめ達を実践すると決めたんですね。決めました。

ほめ達、初めていらっしゃった方もいるので「ほめ達!」についてご説明いたします。

ほめる達人とは「すべての人の可能性と成長を信じる人。」

そして「価値を発見して伝える人」です。

ほめ達!を実践すると私は決めましたので、80代の両親の可能性と成長を信じました。そして価値を発見して伝え続けたんです。

意識を変えることで、良い所はどんどん見えるようになります。

その時にですね、心がけた事が三つございます。

それは何か?

「尊敬を表す、選択を尊重する。存在を認める」です。

「尊敬を表す」とは何か、これはハードルが高いので解説したいと思うのですけれども、表情と言葉に、愛情をこめて接しました。

「選択を尊重」とは何か

どうしたいか、どうして欲しいか?に耳を傾けるようにしました。

例えば以前は母が調子が悪くてデイサービスに行きたがらない時に無理やり行かせようとしたのですが、

今は、「体調が悪いの?無理して行かなくていいよ!」と、本人の意志を尊重することにしたんです。

そしたら、自発性が出て来たんですね。不思議なことに・・・

選択を尊重するということは、非常に大事です!

次に、 「存在を認める」

これは中々親に対して言うのが恥ずかしいんですけど、敢えてもう最後の機会だと思ってがんばって言ってるんですが・・

近くにいてくれる喜びを伝えます。

「必要な人なんだ」という事を言葉にして伝えます。

例えば前はよく「気仙沼に帰りたい」と言っていたんですけれども、

「せっかく東京に来てくれたんだからゆっくりしてって。近くに居てくれて嬉しいなぁ!」と言う感じで伝えて、「あったかくなったら気仙沼にかえっぺね!」と言うと、安心してくれます。

尊敬・尊重・存在を認める。

この三つを私は「ほめ介護3S」と名付けました!

ほめ達3Sと似ています。ほめ介護スリーS!

では、具体的にどうしているのか、具体例をご紹介いたします。

ほめ方のポイントは、皆様お馴染みの『「当たり前」をほめる。』です。

では、「当たり前」とはどういうことか? 我が家の当たり前についてご説明いたします。

「病院では無くて、家で暮らせる。 自分で箸を持って食べられる。 トイレに自分で歩いて行ける。」です。

なぜならば、昨年の今頃母は4か月病院に入院してました。86歳で4か月の入院は筋力が落ちて、寝たきり寸前だったのです。

これが私どもの当たり前です。これが今、改善されたというのが非常に在り難いことです。

接し方のポイント、実際に医療現場での研修でお伝えしております。

先ずは「笑顔」!皆様お馴染みの笑顔ですね! そして「目線を合わせる。」先ほど美記さんもおっしゃってました目線を合わせる。

「大きな声でゆっくりと話す」です。

<ほめ介護の効果>

「ほめる」は生きる力を引き出すパワーがあります。

ここからは嬉しい変化についてご紹介いたします。

先ず、母に起った嬉しい変化その1、父をねぎらう言葉が増えました。

最近は私のことも褒めてくれます。

その2前向きになってきたので、自発的にデイサービスに通うようになりました。

その3デイサービスに通うと、日中起きていますから、睡眠導入剤、老人性うつの薬を止めました。

鎮痛剤がいらなくなるくらい痛みを訴えなくなってきたんですね。

そして、お陰様で10月7日に87歳の誕生日を迎えることができました!
拍手がおこる)ありがとうございます!

「お父さんと一緒になって良かった  」と言っていました。

<まとめ>

最後に復習です。

やりすぎ介護の3スリーK 

過管理・過監視・過干渉を、

ほめ介護3スリーS 

尊敬・尊重・存在を認めるへ

尊敬・尊重・存在を認める。

最後に一番大切なことをお伝えいたします。

「当たり前に感謝を  」

ご清聴いただきありがとうございました。

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セミナー終了後、

思春期のお子さんと向き合っているお父様や小学校の先生から直接フィードバックをいただきました。

お父様「80代で変わるのなら、うちの息子の成長と可能性を信じてみようと思います。ありがとうございました。」

先生「いやー子育てにも大事なことですね。スリーS、先ず息子でやってみます。」

東日本大震災に遭ったことがきっかけで心のケアを学び、自分や家族を救ってくれた学びが、誰かの勇気になる。

経験が誰かのお役に立てた時に、苦難は昇華に変わるものですね。とっても嬉しかったです。

おまけ(小野寺家の様子)
両親がとっても喜んでくれました。

母にメダルをかける父。二人とも共にがんばってくれています。感謝!

父に写真を撮ってもらいました。

 

人生では、今この時が一番若い! 変わりたい!と思った時から生き方は変えられますね!

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