ほめ介護のススメ⑤認知症介護「否定」のリスクと声掛けのヒント

ほめ達カウンセラーデラコこと小野寺美和です。

日本ほめる達人協会・認定講師コンテストでお伝えしました、”大切な人が元気になる!「ほめ介護のススメ」 (健康寿命を保つ接し方) ”。

震災後に脱サラして心理学・ほめ達を学びながら実践したノウハウを、

45分間ミニセミナーとしてお伝えした内容を文字お越した物の5ページ目です。 (巻末に一覧があります。)

今回の内容は、否定のリスクとスムーズな声掛けのヒントについてまとめます。

否定のリスクについて

ここが一番大事な所なんですけれども、先ず絶対に否定しない。 

間違えたことをよく言うんですよ。 それでも、否定しないということが非常に大事です。

「なぜ、否定がいけないか?」という理由をご説明いたします。

祖母の死を忘れたケース

例えば、

母 「しげこばーさんはどこにいったべ?」 うちのおばあちゃんのことなんですけれども、20年ぐらい前に亡くなったんですね。

それで、

デラコ 「なーに言ってんの、お母さん。 おばあちゃん死んだでば。」って言うと、

母 「あら、ほんだったべが!?」

自分が20年前に死んだ大事な家族が死んだことを覚えていないということにショックを感じて不安を覚えます。

脳に記憶をつかさどる海馬というものがあるんですけれども、海馬が委縮して記憶力に悪影響が出るんですね。

また間違ったことを言った時、

「お母さん、何言ってんの?」っていうと、

自分が何か話すと否定されちゃうから、この人と話したくないと感じて、

会いに行った時に目を閉じて、口を閉じて、だまっちゃうんですよ。

父から

父 「お母さんがしゃべってけんねんだ・・・」

デラコ 「なんと、それは大変だ!」と、受け止めて認める声がけをするように心がけたら、だんだん心を開いて話せるようになっていきました。

否定された感情は認知機能に悪影響を与えますので、否定しない方がいいです。

(ただ、命や健康に害が生じる時もありますので、咄嗟の時にはやむをえない時もあると思います)

スムーズな声掛けのヒント  

例えば間違ったとしても、どんな風に声掛けをしたら

スムーズにコミュニケーションが出来るかという事例をご紹介したいと思うのですが、

母が私を忘れたケース

母 「あんだのお母さん元気すか?」って、私に言うんですよ。

デラコ 「お母さん、何言ってんの。 あだしはあんだの子供だでば~ 洋、譲、美和の美和ね!」

と言う風に、3人兄妹を順に言っていくと、

母 「洋、譲、美和ね!」って思い出してくるんですよ。 

母に明るくツッコムと、

母 「ごめんねー」って言いやすいんですよね。

ごめんねって言われたら、

デラコ 「いいの、いいの、家族なんだから。気にすんすな(気にしないで)」って、言ってあげることによって、安心して話してくれるようになります。

「間違いを気にしない」「認める声掛けをする」ということは、認知症介護にとって重要です。

続きはこちら⇓ 
 
ほめ介護のススメ⑥認知症の母の行動に変化が起きた!ほめ介護実践編 

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ほめ介護のススメ②カウンセラーを志したきっかけ・認知症と向き合う

ほめ介護のススメ③接し方の失敗からの気づき、ほめ介護とは何か?

ほめ介護のススメ④心構え、認知症家族への丁寧な接し方のポイント

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『ほめ介護』を少しずつ実践することで、ご家族の方はもちろんのこと、自分自身の表情、言動、行動 にも変化が起こります。

皆様と周りの方が健やかで笑顔あふれる毎日になりますように!

ほめ達カウンセラー・デラコこと小野寺美和

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