人間ドックでも健康診断でも分からない”隠れ糖尿病”(糖尿病の初期・前段階)を早期発見する方法

前回は血糖値のメカニズムや、高血糖が血管や全身に与えるダメージについてお伝えしました。今回は、人間ドックや健康診断では見つからない“隠れ糖尿病”を早期発見する方法についてお話しします。

健康診断では分からない「真実」

実は、インスリン抵抗性や血管の損傷(血糖値スパイク)は、一般的な健康診断や人間ドックでも分かりません。私のHbA1cは5.5。これまでの検診で一度もひっかかったことがありません。

それを調べるのが、糖負荷検査です。

隠れ高血糖を見逃さない精密検査、75gOGTTとは

75gOGTT(経口ブドウ糖負荷試験)は、空腹の状態で甘いサイダーのようなブドウ糖液を飲み、その後の血糖値とインスリンの動きを詳しく調べる精密検査です。検査は2時間と5時間があります。(私は2時間のを受けましたが、隠れ低血糖を調べるなら5時間の方がベスト。)

健康診断の数値(HbA1c)が正常でも、食後の血糖値だけが急上昇している「隠れ高血糖」とインスリンが効いているかを調べる

この検査で分かることは、主に3つです。

  1. 糖尿病かどうか、またはその予備軍(境界型)かどうかの正確な判定。

  2. 膵臓がインスリンを出す力(分泌能力)がどれくらいあるか。

  3. 出されたインスリンが体の中でちゃんと効いているか。

やり方

前日の夜から絶食した状態で病院へ行き、ブドウ糖液を飲んでから30分後、1時間後、2時間後と採血をして血糖値の変化を追いかけます。

特に、ブドウ糖を飲んでから2時間後の数値が重要です。

正常:140mg/dL 未満

予備軍(境界型):140から199mg/dL

糖尿病型:200mg/dL 以上

この検査を受けることで、将来の病気のリスクや、今の自分の血管の状態をより深く知ることができます。私のように、数値だけでは見えない自分の体の本当の処理能力を知りたい人にとって、とても大切な検査です。

ちなみに私は2時間後の血糖値が149。ぎりぎりアウトの2型糖尿病予備軍と発覚しました。おしい!

2型糖尿病予備軍のうちに分かって良かった。と、今は思えます(ちょっと背伸びしているよ。ははは)

身体の摂理に基づいた、自分への優しさを

私はリブレを使い、この血糖値の乱高下を起こさないように自分に合った炭水化物の量を調節してきました。それがめちゃくちゃ難しいの~ ( ;∀;) 

しかし、その甲斐あって、痛んで曲がらなかった「ばね指」の痛みは軽くなり、今はスムーズに指を動かせるようになっています。

今の自分のキャパや反応を理解して、膵臓を労わってあげる。その選択は厳しい食事制限というよりも、年齢で変化した身体の反応を客観的に観察して調律する。今の自分に対するリアルなご自愛ってやつなんじゃないかなぁと思います。


次回予告:リブレで発覚した、もう一つの体のピンチ。

それは、寝ている間に血糖値が下がりすぎてしまう「夜間低血糖」でした。 夜間低血糖は、食いしばりや中途覚醒の真犯人。

朝の顎の疲れ、顔のしわ、首のコリ、そして欠けてしまったセラミック( ;∀;)。 そんな私のピンチを救ってくれた「意外な救世主」について詳しくお話しします。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です