ほめ介護のススメ⑧友人のご家族にも嬉しい変化が!ほめ介護挑戦レポ
ほめ達カウンセラーデラコこと小野寺美和です。
日本ほめる達人協会・認定講師コンテストでお伝えしました、”大切な人が元気になる!「ほめ介護のススメ」 (健康寿命を保つ接し方) ”。
震災後に脱サラして心理学・ほめ達を学びながら実践したノウハウを、
45分間ミニセミナーとしてお伝えした内容を文字お越した物の8ページ目です。 (巻末に一覧があります。)
ほめ介護のススメ①~⑦の内容は、ほめ達認定講師コンテスト東京大会でお話させていただいたものに少し加えたものなのですけれども、
「10分セミナーの内容、誰かの役に立つかなぁ」と思い立ってブログで全文公開いたしました。
その内容を介護に悩んでいる私の友人が実践してくれました!
今回は彼女の実践結果と、彼女にアドバイスした内容についてまとめます。
友人の背景
富山にご両親がいて、介護認定はまだ受けていないけれども70代のお母様が若干耳が不自由で聞こえづらくなってきたというMさん。
最近物忘れも増えてきたと言うことで、お母さんが同じことを何回も言うので話す度にイライラしたり、
「言った事を直ぐ忘れてしまうお母さんに対して、常にイライラして接しちゃうんだよね・・・」という悩みを聞いていたので、
ちょっとコレやってみて!という風にセミナーの文字お越しのリンクを送りました。
送ったリンクはコチラ⇓
「不安改善・ほめ介護のススメ」(自分も家族も笑顔になる関わり方)
Mさんは「洗い物だけでも手伝おうか?」とお母さんが言っても、
「狭い台所で邪魔しないで!」という風に言っていたそうなんですね。
ほめ介護3S(尊敬・尊重・存在を認める)に挑戦
Mさんは「ほめる覚悟」を決めました。
そうしたら良いところがドンドン見えてきたそうなんです!自然と家族に変化が現れたそうです。
「ほめ介護」の実践
Mさんは、出来るだけ言いたい事を短く話すようにしました。
お母様の正面に向き合って丁寧に話すようにしたそうです。
これは、“尊敬を表す”ですね。 (丁寧に話す)
食事の後片づけを今まで断っていたんですけれども、お母さんにお願いした所、
家事に貢献出来たということで、お母さんが満足気だったみたいなんです。
これは“選択を尊重する”ですね。お母さんは役割を持って嬉しげだったそうです。
お母さんが時々「いっそ死んだ方が楽だ」と言っていたみたいなんですけれども、
Mさんは、「生きてそばにいてくれるだけでありがたいよ!」と伝えたそうなんです。
それは、“存在を認める”ですね。
ほめ介護3S の詳細
”尊敬を表す”について ほめ介護のススメ④心構え、認知症家族への丁寧な接し方のポイント
”選択を尊重する”、”存在を認めるについて” ほめ介護のススメ⑥認知症の母の行動に変化が起きた!ほめ介護実践編
気づき
実践からMさんが気づいたのは、毎日お母さんと接するお父さんの
「いちいち腹を立てない」「不快感を顔に出さない」その姿を私も見習いたいなぁと気づいたみたいなんです。
お父さんに「ありがとう」と手紙を書いたとE-mailをいただきました。
次回は、ほめ介護のススメ⑨認知症介護時のイライラを解決する3つのヒント
についてです。
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ほめ介護ブログ 一覧
寿命100年時代に備える、大切な人が元気になる「ほめ介護のススメ」①
ほめ介護のススメ②カウンセラーを志したきっかけ・認知症と向き合う
ほめ介護のススメ③接し方の失敗からの気づき、ほめ介護とは何か?
ほめ介護のススメ④心構え、認知症家族への丁寧な接し方のポイント
ほめ介護のススメ⑤認知症介護「否定」のリスクと声掛けのヒント
ほめ介護のススメ⑥認知症の母の行動に変化が起きた!ほめ介護実践編
ほめ介護のススメ⑦褒め言葉は生きる力を引き出す!母に起こった変化
ほめ介護のススメ⑧友人のご家族にも嬉しい変化が!ほめ介護挑戦レポ
ほめ介護のススメ⑨認知症介護時のイライラを解決する3つのヒント
『ほめ介護』を少しずつ実践することで、ご家族の方はもちろんのこと、自分自身の表情、言動、行動 にも変化が起こります。
皆様と周りの方が健やかで笑顔あふれる毎日になりますように!
ほめ達カウンセラー・デラコこと小野寺美和